簡単でおいしい!話題のビーツハッセルバックポテト
ビーツは真っ赤な野菜で、「食べる輸血」・「奇跡の野菜」といわれるほど、栄養価の高いスーパーフードです。
見た目はカブに似た形で、鮮やかな赤色が特徴。根菜類にも見えますが実はほうれん草(ヒユ科)の仲間なのです。
スープやサラダの料理に使うことが多いですが、見た目がかわいい!食卓で喜ばれるおしゃれなビーツの「ハッセルバックポテト」のレシピをご紹介します!
ハッセルバックポテトって何?
スウェーデンの家庭料理で、ベイクドポテトの一種。
じゃがいもに切れ込みを入れて焼きあげるベイクドポテトで、切れ目から開いて華やかな見た目になることが特徴です。
今回はじゃがいもではなく、ビーツでかわいく作っちゃいましょう!
◆材料 2人分
ビーツ…2個(約160g)
ベーコン(スライス)…60g
黒こしょう…少々
オリーブオイル…大さじ2
サワークリームのドレッシング(作りやすい分量)
オリーブオイル…大さじ2
りんご酢…大さじ1
はちみつ…大さじ1
ディル(刻む)…大さじ1
サワークリーム…30g
塩…少々
◆作り方 (調理時間:45分)
※オーブンは200℃に温めておく。
- ビーツは皮をむいて、切り離さないように5㎜間隔に切れ目を入れる。
- ドレッシングの材料を混ぜ合わせておく。
- ①の間にベーコンをはさみ、黒こしょう、オリーブオイルをかけてオーブンに入れ、18~20分かけて焼く。
- 器に盛り、②をかける。
◆カロリー:363kcal (1人分換算) 塩分量:1.2g
甘みがぎゅっと詰まったビーツにベーコンをサンドして、ビーツの旨みをアップしました!
ほくほくとした食感にカリカリのベーコンがたまらない一品。
ビーツってどんな野菜?
日本ではあまり馴染みのない珍しい野菜ですが、アメリカやヨーロッパでは日常的に食べられる人気の野菜です。
ビーツが使われている料理で代表的なのかロシア料理の「ボルシチ」ではないでしょうか。
赤い色のスープはビーツの色から出た色なんです。
ビーツは生で食べることもでき、皮をむいてカットしたものをサラダで使ったり、ピクルスや酢漬けにするのもおすすめ。
加熱すると甘みが増すので、オーブンでの加熱や茹でてたべるのも一般的です。
食べる輸血と呼ばれるビーツにはどんな栄養があるの?
ビーツにはミネラルやビタミンなどの栄養素も豊富に含まれいるだけではなく近年、注目されている「NO(エヌオー)」と呼ばれている一酸化窒素の成分が含まれます。
聞いたことない..という方もいると思いますが、このNOがすごい!
NOは血液の流れをよくする働き、血流量を増やして体内の酸素が効率よく巡る手助けをする働きがあり、持久力・筋力・疲労回復力アップにも効果てきめんと言われています。
そういった効果があると言われていることから、食べる(飲む)輸血と言われているんですね。
また、赤く鮮やかなビーツには「べレタイン」というポリフェノールの一種である色素が含まれており、強い抗酸化作用を持つといわれ、アンチエイジング効果もあります。
ビーツを食べると赤い尿がでることがありますが、べタレインが排出されたもので体には害がないのでご安心ください。
健康にも美容にも効果が高く、注目を浴びている野菜、「奇跡の野菜」ビーツ。
甘みがあっておいしい味はきっとクセになり、虜になるはず!
ぜひビーツのハッセルバックをお試しくださいね。