【豊かな土プロジェクト-予告編-】今までにない野菜づくりを目指す!

集合写真GONNA DAYSの野菜は千葉県山武市の自社農園、「Mr.ベジろべぇー」で栽培しています。

北総台地と呼ばれ豊かな土と朝晩の寒暖差がある環境により、美味しい野菜が育ちます。

農園を始めて約2年。農業の大変さを痛感しつつ、野菜のづくりの面白さや奥深さに毎日ワクワクしています!

そんな私たちですが、より美味しい野菜づくりを求めて「土」に注目した栽培実験を計画しています。

野菜作りに欠かせない「土」ですが、まだまだ分からないことがたくさん。
手探りながらも、「いい土」づくりを目指していきます。

今回は、そんな私たちの≪新しい挑戦≫についてお話しします。

どうして土にこだわるのか?土にこだわると何が変わるのか?
ブログを通して興味を持っていただけたら嬉しいです。
畑どうして土にこだわる?…有機農法は土づくりが命!

有機農法では化学肥料や農薬をほとんど使用しません。
そのため、有機物(動植物体)によって土に栄養を与え、地力を高めることが安定生産のカギとなります。

いい土とは…

≪多様な微生物がいて、ふかふかの土≫

微生物によって土の粒子間にすきまがあり、空気と水分が適度にある「団粒構造」というものがつくられ、水はけや通気性がよく、ふかふかの土が作られます。

ふかふかの土を作ることで、作物が根をしっかり張ることができ、栄養分を吸収できるようになります。

また、いろいろな微生物がいることで、病気への耐性が強くなります。


土づくりで何が変わる?
ふかふかの土で育った作物は何が違うのか?いい土づくりがもたらすイイコトとは?
スイスチャード①おいしさ・栄養価アップ
自然によりそった環境で栽培される野菜は自力で成長しようとするため、野菜本来の味が引き出され、おいしく。

さらに、野菜が土から十分に栄養を吸収することで栄養価もアップします。人参
②形がきれいに
不揃いだったり、形が悪くなりがちな有機野菜。
形が悪い=ダメ というわけでは決してありませんが、形が悪い・色が薄いなどの理由から市場に流通されない規格外野菜の廃棄が問題にもなっています。

日本は特に規格が厳しく、生産される野菜の30〜40%は廃棄されているそうです。

栄養バランスが整った土から余すことなく栄養を吸収した野菜は色が濃く形もきれいになると言われています。

③環境にやさしい・安全
土本来の力を最大化し、最小限の肥料で栽培することで環境への影響を最小限に。

地球にも身体にも安心安全な野菜を提供します。
実験場これからはじめる土の実験とは?
農場の一部を実験圃場にし、地域の副産物を肥料として活用して土づくりを行います。

肥料の候補として、千葉県内の酒造で出た酒粕や九十九里浜の海藻、貝殻を考えています。

栽培予定の品種は「ケール」と「人参」です。

それぞれの肥料で野菜の見た目や味に変化が出てくるのか?栄養価はどうなる?
土壌分析や栄養分析も使い数値化して土と野菜の関係を探っていきます。

初めての実験なので、どんな結果になるかも予測不能。

とっても美味しい野菜ができちゃうかも!という期待を抱きつつ、不安もありつつ、手探りで進んでいますが、地域に貢献しながら美味しい野菜作りを目指します。

こちらのブログでも随時発信していくので、お楽しみに♪