【豊かな土プロジェクトVol.3】ついに!海藻を畑に撒く!!
今回の『豊かな土プロジェクト』レポートは、海藻・貝殻と酒粕を肥料として畑に入れていく様子をお届けします!
STEP1 海藻・貝殻を粉砕する
前回のレポートで海藻と貝殻の塩抜き&乾燥までを行いましたが、もちろんそのままの状態で畑の土に入れることはできません。
肥料として活用できるように、自分たちで海藻と貝殻を細かく粉砕していきます。
◆海藻
塩抜きをして天日干しをはじめて2週間経過した海藻の様子がこちらです。
真夏の日光のおかげでパリッパリに!
手で簡単に砕けるくらいになっていました。
苦労して拾った70㎏の海藻が約10分の1、大きいゴミ袋2袋くらいまで小さくなってしまいました。
これらを手で少し細かく砕き、海藻7㎏は準備OK!
◆貝殻
水に漬けて塩抜きした後、海藻同様に天日干しで乾燥させた貝殻を砕いていきます。
ハンマーで貝殻の中央を叩くとパリン!と気持ちよく割れていきます♪
案外簡単!と思ったのも束の間…
ある程度の大きさになるものの、このサイズでは畑に鋤き込む作業のときにケガなどをする恐れもあるので、さらに粉々にする必要があります。
作戦を変更して、BBQコンロで加熱してから砕くことにしました。
この鉄板の上で貝殻を焼いていきます。
アツアツの貝殻はもろくなり、簡単に砕けるように。
灼熱の中の作業で、写真を撮る余裕はありませんでした…
貝殻20㎏準備OK!
◆酒粕
今回のプロジェクトのお話をしたところ、地元の酒蔵さんに協力して頂けることになりました。
酒粕を無償で提供して頂き、感謝しかありません。
ほんのり日本酒の香りが漂う酒粕、50㎏準備OK!
STEP2 肥料を畑に鋤き込む
いざ!肥料投入
肥料がそろったので、それぞれ畑に入れていきます!
圃場を4区画に分けて、そのなかに肥料を撒いていきます。
炎天下の中頑張って砕いた貝殻はこんなにサラサラになりました!
酒粕は今回は大胆にそのままちぎって畑に撒いていきます。
ちぎる作業が意外と時間がかかり大変でした。
肥料を入れた後の畑の様子がこちら♪
それぞれの肥料をトラクターで畑に鋤き込みました。
区画の外枠を掘って雨でも肥料が流れて混ざらないようにします。
ここから3週間寝かせ、微生物に働いてもらいましょう!
果たして、どんな土ができるでしょうか?
次は、畝づくりと種まきを行っていきます。
次回の『豊かな土プロジェクト』をお楽しみに♪