【豊かな土プロジェクト・番外編②】埋めたパンツを掘り起こす!!

地域で不要な資源を畑の肥料として再利用する循環型農業の実現を目指した『豊かな土プロジェクト』。
前回の記事で書いた、畑にパンツを埋めるミニ実験。
今回はその結果をご報告します!
あっという間に2か月が経ち、掘り起こしの時期になりました。
埋める前のハンカチ

「何もなし・貝殻・海藻・酒粕」
どの区画が1番分解されているのでしょうか?
ドキドキの掘り起こしです。
まずは無施肥の畑

無施肥でもかなり分解が進んでいます。
海藻

こちらは途中でハンカチが表に出てきてしまったようで分解が進まず。
実験の比較としては除くことにします。
貝殻

無施肥よりも分解が進んでいるように見えます。
酒粕

ほとんどなくなっていました。
4つの中で一番分解が進んでいました。
4区画の比較

ハンカチの分解が進んでいる順番に並べると、
酒粕>貝殻>無施肥
今回の実験からは、酒粕の圃場に一番微生物が多いと予測できます。
酒粕自体に含まれていた酵母や乳酸菌が微生物量にも影響したと考えています。
この結果が、野菜の収穫量や栄養素にどのように関わってくるのでしょうか?
今後のプロジェクトの結果も合わせて研究していきます。
今回は2か月間埋めて実験しましたが、もう少し早い段階で掘り起こした方が違いが分かりやすかったかもしれません。
みなさんもご自身の畑で試してみてください!